二つの故郷 郡上八幡・葛飾堀切

故郷を題材にした詩の代表的な作品として、この室生犀星の「ふるさと」を紹介させて頂きました。この詩の中に出て来る「都」とは東京都のこと、一方で「みやこ」とは故郷金沢を詠ったものだと言われています。女中との間に生まれたがために捨てられた犀星は、二度と故郷には帰るまいと上京しました。しかし、帰るものかと思いつつも、やはり故郷は懐かしい。いつか帰りたいという気持ちと、たとえ乞食になったとしても帰るものかという心の葛藤がこの詩の中に見えてきます。
私も16歳で上京し今日がありますが、私にとっての故郷は二つあります。一つ目は生まれ故郷の岐阜県郡上郡八幡町(現在は郡上市八幡町)、そしてもう一つは社会人として成長させてくれた町、東京都葛飾区堀切です。どちらの町も私をここまで導いてくれた大切なところです。人、自然、文化等さまざまなものが今の私を作り上げてくれました。
このコーナーは、この二つの町を中心にいろいろな話題や情報を提供して行けたらと思い作りました。
松井達人

















